替佐~飯山周辺の見所

このあたりは島崎藤村の「千曲川のスケッチ」や「破戒」など、幾多の小説の舞台としても登場している。
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唱歌「故郷」の作詞者・高野辰之は沿線の替佐の出身。
列車がこのあたりを通りかかると車内ではメロディーが流れてくる。
「ウサギ追いしかの山、こぶな釣りしかの川」で始まる詩は、自らの故郷への思いを歌ったものだが、多くの旅人の心にも郷愁を誘う。

飯山駅につくと瓦葺の駅舎がまず目を引く。
飯山は飯山城の城下町として発展してきた町だ。
川中島の合戦の際、武田信玄に対抗するために上杉謙信が築いた飯山城は、今では石垣が残るのみ。
飯山は島崎藤村が「雪国の小京都」と呼んだように寺の多い町としても知られている。
中でも臨済宗の名僧・恵端禅師を開祖とする正受庵の、自然と調和した簡素な造りの本堂は一見の価値がある。

飯山駅を後にした列車は、銀世界に染まった水墨画のような風景を通り抜ける。
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